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天保時代より埼玉五関に伝わる「五関張子」職人(現在は廃絶)より技法と木型を受け継いだ五十嵐健二が昭和42年より、春日部市に於いて流れを汲みつつ独自の色を出しながら製作を始めたのが「春日部張子」の始まりです。
張子人形は、まず木型に和紙を水貼りし、天日で乾燥後、二つ割りにし、セミが殻より抜ける感じで中の木型を取り出した後、胡粉と膠(にかわ)で固め、彩色したものをいいます。
当家では江戸時代と同じ手作りの手法で、機械を使わず製作しており、また絵付けの方も原色を基調とした色鮮やかなデザインを施し、自由奔放に型や規範や伝統にとらわれることなく、描きあげ、一つ一つすべて異なるのが特徴です。
型の方も圧倒的に多く、招き猫や犬張子、ダルマ、お多福、火男面など日本独自の土着的なものや郷土玩具的なスタンダードなものから、時代時代に合わせて変化していく創作的なものまで幅広く、約700種にも及び、現在も精力的に行動する傍ら増え続けています。
現在五十嵐健二の息子の俊介・祐輔の両氏も春日部張子の製作に精力的に携わり、更なる新しい人形作りに現在力を注いでいます。
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