宝船

めでたい初夢を見るために宝船の絵を枕の下に敷いて寝ることは室町時代から一般的でした。

宝船というものは金銀財宝を積んだ宝尽くしの船に賑やかに七福神が乗ったものです。

縁起物の定番中の定番ですね。

 

金嚢、金千両、賽子、大福帳、珊瑚などの宝が乗っています。

今では珍しい宝船。あっても陶器で軽く色が付いたものがある程度で、このような総天然色の張子人形は今ではほとんど見かけません。

長年昔からの型が破損して制作できず、お客様や各御取引先様よりご要望の多かった作品がようやく復刻です。

背面の帆かけには江戸時代より伝わる回文も書かれています。

贈り物に、お正月飾りに、その他商売繁盛に如何でしょうか。

 

高さ18cm  横幅21cm  奥行9cm